北日本ハイテクニカルクッキングカレッジの評判は?【入試・就職情報】

masman

by 管理人

更新日:2020-08-25

公開日:2020-08-25

         

北日本ハイテクニカルクッキングカレッジは岩手県にある製菓・調理・栄養系の専門学校です。
北日本ハイテクニカルクッキングカレッジは学校法人に認可されています。

基本情報

グループ ジャンル 所在地 学校法人
製菓・調理・栄養系 岩手県盛岡市盛岡駅西通2-5-15 認可

姉妹校の情報

北日本ハイテクニカルクッキングカレッジの姉妹校として北日本ヘア・スタイリストカレッジ、北日本医療福祉専門学校が隣接しています。

パンフレット・資料を見る

入試・オープンキャンパス

最寄り駅

JR盛岡駅

入試情報

AO入学:面接、書類審査
AO特待入学:面接、書類審査、国語(現代文)
推薦特待入学:面接、書類審査、国語(現代文)
自己推薦特待入学:面接、書類審査、国語(現代文)
社会人特待入学:面接、書類審査、国語(現代文)
一般入学:面接、書類審査

オープンキャンパス情報

北日本ハイテクニカルクッキングカレッジでは毎月オープンキャンパスが開催されています。
往復の交通費を規定額支給してくれることもあり、常連の参加者さんもいるくらい、門戸の開かれた参加しやすいものとなっております。
内容としては和食、洋食、中華、製菓の調理実習を体験する事が出来るようになっています。
体験実習の際には先生や先輩方が直接指導してくれる他、自分達が調理したものはもちろん、先輩が作ったお料理を試食する事も可能です。
体験実習、試食会を通じて、実際の学生さんの声を聞けるのは大変参考になるでしょう。
校舎内の見学や先輩方のデモンストレーションも見る事が出来ますので、4時間近い充実した内容となっています。
さらにオープンキャンパス終了後は寮会館の見学や個別相談の機会もありますので、実際に入学を検討している方は積極的に参加する事をおすすめします。

コース詳細

各コースで概要、学費、取得できる資格、就職先をまとめました。

高度調理科|学費:201~300万

概要

高度調理科は卒業時点で調理師免許が取得出来ますので、調理師になりたいという方にとってはまずは入学する価値ある学校と言えます。
しかしながらその本質はそれだけではなく、調理師になるのが目的の学校ではなく、調理師として活躍出来るようになる、というのが目的であるところにあります。
1年次は基礎的な知識や技術の習得にしっかりと時間を費やし、2年次から日本料理、西洋料理、中国料理、製菓といった専門性の高い分野を重点的に学ぶというカリキュラムが組まれています。
その為、しっかりとした地力を身に付けつつ、自分の得意分野を持った調理師として成長する事が可能です。
2年間で1000時間を越える実習時間を通じ、高度な専門性と応用力を習得しつつ、実際にお客様を呼ぶ形での実習もある為、レストラン運営に必要な全てを経験出来ます。
単に調理師としてだけではなく、オーナーシェフとして必要な知識等も身に付けられる事から、より広い視野を持てるようになり、活躍のフィールドを広げ、また高める事が可能なのが高度調理科の魅力です。

学費詳細・費用

高度調理科 総額239万円
入学金:11万円
在学期間学費:224万円
諸経費:4万円

取得可能な資格一覧

高度調理科では卒業時点で国家資格である調理師免許が取得出来ます。
同時に食品技術管理専門士も取得可能です。
卒業後に保健所に申請する事で食品衛生責任者が、6年以上の実務経験を経る事で専門調理師・調理技能士といった国家資格についても取得可能になります。
調理師として活躍する為に必要な資格については漏れなく取得出来ますので、その点についての不安は必要ないと言えるでしょう。
さらに高度調理科在学中に製菓衛生師通信教育科にも入学する事で在学期間中に製菓衛生師国家試験受験資格も取得出来ますので、最多で4つの国家資格取得を視野に入れる事が可能なのが高度調理科の特徴です。

就職・内定先の実績

株式会社プラザ企画、水沢プラザホテル、四季彩の宿ふる里といった岩手県内の和食調理師として、株式会社金剛や株式会社一の坊といった東北近県でも内定が出ています。
洋食のシェフとしてはIGRいわて銀河鉄道株式会社、株式会社岩手ホテル&リゾートといったところが地元での内定先に上がっていますが、特に関東圏での内定者が多く、都内でシェフになりたいという方には夢を持てる内定先が多くなっています。
一方で中華料理関係は地元での内定先が無いなど、少々物足りない内定状況となっておりますので、そうした分野を目指されている方には少し検討の必要があるかもしれません。

調理科|学費:101~200万

概要

調理科では1年間という最短期間で調理師免許を取得しつつ、和洋中のそれぞれの料理の基礎を学ぶ事が可能です。
また、97%を越える高い就職率を誇っている事も強みとなっており、文字通り最短期間で調理師になる事が可能な学科といえます。
もちろん、単に免許を取得しただけでは就職したとしても長続きする事は難しいでしょう。
そこで1年間という期間の中でプロとしての技術を身に付けられるよう、規定より40時間多く実習のカリキュラムが組まれています。
実習形式も多様になっており、実際のレストランのように前菜からデザートまで、また接客も含むトータルサービスの提供を学ぶ機会もあります。
製菓衛生師通信教育科と併入学する事で製菓衛生師への道も開かれますので、就職をより有利にする方法も用意されています。
最短で調理師になれるのではなく、最短で調理師として実際に活躍出来るのが調理科の魅力と言えるでしょう。

学費詳細・費用

調理科 総額133万円
入学金:11万円
在学期間学費:119万円
諸経費:3万円

取得可能な資格一覧

調理科では国家資格である調理師免許が卒業と同時に取得可能です。
卒業後に保健所への申請が必要になりますが食品衛生責任者にもなれますし、専門調理師・調理技能士実技試験受験資格に通常8年必要な実務経験が6年に短縮される他、在学期間中に技術考査に合格すれば学科試験が免除されるという特典も得られます。
調理科と同時に製菓衛生師通信教育科に入学する事も必要になりますが、製菓衛生師国家試験受験資格も取得可能ですので、卒業と同時に調理師とのダブルライセンス保持者になる事も可能です。
但し、1年という期間で両立するのは簡単ではなく、確実にダブルライセンスを目指すのであれば高度調理科の方が容易です。

就職・内定先の実績

高度調理科同様に、和洋食共に県内外に内定先が多い一方で、中華料理については青森、秋田、宮城といった東北他県と、都内数社に限定されています。
県内の和食調理師としては志戸平温泉株式会社、花巻温泉株式会社、盛岡ターミナルビル株式会社といったところがあり、株式会社玉寿司、株式会社星野リゾート・マネジメント、株式会社ホテルオークラといった都内大手への内定者も出ています。
洋食では高源精麦株式会社、グラーノドーロ、グランリゾートベルヴィロヴィナテラス等の県内企業及び、株式会社帝国ホテル、株式会社寺子屋、株式会社東京ドームホテルといったこちらも都内の大手企業への内定者も出ています。

高度製菓衛生師科|学費:201~300万

概要

高度製菓衛生師科では製菓衛生師の国家資格を取得しつつ、パティシエやパン職人として一級の技術を身に付けられる学科です。
単に製菓衛生師の国家試験受験資格を得られる事だけを喧伝している専門学校というのは少なくありません。
そうした学校ももちろん製菓衛生師になる為の選択肢としては悪くないものです。
ですが北日本ハイテクニカルクッキングカレッジでは単純に受験資格を得られるだけではなく、それに合格する事を重要視していると同時に、資格取得後の将来を最も重要視しています。
製菓衛生師国家試験の合格率は2019年度卒業生時点で100%という圧倒的な実績を誇っており、最早通過点に他なりません。
1年次に基礎的な技術、知識をしっかりと習得し、2年次から資格取得に向けた勉強と、より専門性の高い勉強を行う事で資格試験を合格出来るだけの確かな地力が身に付いているのです。
そうして身に付けた確かな技術が実戦向きである事は、就職率97%を越え続けている実績が証明していると言えます。
パティシエになる、という夢を叶えるだけではなく、夢の先でさらなる高みを目指せるだけのが高度製菓衛生師科の特徴です。

学費詳細・費用

高度製菓衛生師科 総額253万円
入学金:11万円
在学期間学費:238万円
諸経費:4万円

取得可能な資格一覧

製菓衛生師国家試験の受験資格が得られ、2年次に受験し、合格する事で製菓衛生師資格が取得可能です。
受験資格とありますが高度製菓衛生師科に限っては合格率100%ではない年度を探す方が困難という程の確実性の高い合格率を維持していますので、受験資格ではなく、資格そのものを取得可能と言い替えてしまっても違和感を覚えません。
全国調理職業訓練協会認定の介護食士、全国調理職業訓練協会認定のカフェクリエイターも希望すれば取得可能ですので、将来の夢に合わせた資格取得が可能です。

就職・内定先の実績

岩手阿部製粉株式会社、株式会社花月堂、株式会社きくやといった岩手県内の製菓・製パン企業への内定者が多数出ています。
近隣県である青森、秋田、宮城でも内定者が多く、アルパジョン、秋田キャッスルホテル、スイーツアトリエエル等の企業への内定者がいます。
東北圏内への内定者が7割ほど占めておりますが、関東圏、特に東京都内の企業に就職している方も多く、株式会社エー・スイーツ・ハウス、株式会社こぬれ、株式会社ジェイアンドエムに内定者が出ています。

製菓衛生師科|学費:101~200万

概要

製菓衛生師科では1年間という短期間でお菓子作り、パン作りの基本をマスターしつつ、製菓衛生師国家試験受験合格を目指せます。
製菓衛生師については国家試験受験資格が得られるだけですので、もちろん試験に合格しなければ国家資格は取得出来ません。
高度製菓衛生師科程ではありませんが、高い合格率を誇っており、また合格出来るまでのサポート体制が用意されていますので実際には国家資格取得は既定路線になっています。
他科同様に実習に力を入れているのは変わらず、実際のお店で働く際に必要な仕込み、製造、接客を含む販売まで行えますので、実際にお店で働くようになった際に、違和感なくスムーズに入れる事でしょう。
校外研修では希望するお店で研修する事も可能ですので、就職したいお店がある場合にはより有利に働く事でしょう。
製菓衛生師になり、実際に就職し、現場で活躍出来るようになる、というのが製菓衛生師科の魅力です。

学費詳細・費用

製菓衛生師科 総額138万円
入学金:11万円
在学期間学費:124万円
諸経費:3万円

取得可能な資格一覧

製菓衛生士科では卒業時に製菓衛生師国家試験受験資格が取得可能です。
高度製菓衛生師科ほどではありませんが合格率については全国平均を上回っており、パティシエやパン職人といった夢を叶えるのには最適な学科と言えるでしょう。
やはりこちらも高度製菓衛生師科に比べると等級が下がってしまいますが、全国調理職業訓練協会認定の介護食士、全国調理職業訓練協会認定のカフェクリエイターも希望すれば取得可能です。

就職・内定先の実績

高度製菓衛生師科とほぼ同様の内定傾向が出ており、やはり多くは株式会社松栄堂、株式会社タルトタタン、株式会社パティスリー津志田といった岩手県内の製菓・製パン企業に内定が出ています。
ブーランジェリーTAKA、株式会社フレンドール、有限会社益野製菓といった東北近県の企業、東急ホテルズ、有限会社お菓子工房伸、ラ・プレシューズKIOICHOといった首都圏に内定が出て上京している卒業生も多数います。

製菓衛生師通信教育科|学費:100万以下

概要

製菓衛生師通信教育科では卒業時に製菓衛生師国家試験受験資格が取得可能ですが、あくまで受験資格が取得可能なだけであり、試験に合格しないと国家試験を取得できません。
その試験対策として独自のプログラムが組まれており、社会人でも試験に合格、資格取得が可能となっているのが最大の特徴です。
通学が必要なのは1年間で30日だけであり、その他の期間は自主学習のみで修了が可能となっています。
その修了と同時に国家資格受験資格が取得出来ますので、30日間の通学時間さえ確保出来れば製菓衛生師への道が開かれるという事になります。
通学については学生であれば夏休みや冬休みを利用したスケジュールがされていますので、特に北日本ハイテクニカルクッキングカレッジ内の高度調理科、調理科の学生が併入学しているケースが多く、学校としてもおすすめしています。
調理師だけより、製菓衛生師という資格や、その資格取得の為に学んだ知識、スキルも持っている事のメリットは大きく、就職だけではなく、就職した先でのキャリアアップにも大きな違いがあるのがその理由でしょう。
そうした目標がある方にとっては製菓衛生師通信教育科は強い味方になりうると言えます。

学費詳細・費用

製菓衛生師通信教育科 総額28万円
入学金:11万円
在学期間学費:14万円
諸経費:3万円

取得可能な資格一覧

卒業時に製菓衛生師国家試験受験資格が取得可能になります。
通学が必要なスクーリングは通常学科の夏休みや冬休み等の長期休業期間に限定されている他、学生の都合に合わせた受講が可能となっていますので社会人でも入学及び、受験資格の取得が可能です。
高度調理科、調理科とのダブルライセンス学生が多いのは事実ですが、岩手県内で働いている方も通学しており、キャリアアップや、生活費を稼ぎながら資格取得を目指している方も多いです。
調理師免許だけの所持者より製菓衛生師も持っている方が就職で有利な事もあり、悩んでいるくらいならまずは資格取得を目指した方が将来性は広がるでしょう。

就職・内定先の実績

製菓衛生師通信教育科については通信科という事もあり、必ずしもその卒業時点で内定が出るわけではありませんので、特定された内定情報というのはありませんが、就職を希望する場合には、資格取得が前提とはなりますが高度製菓衛生師科、製菓衛生師科と同等の推薦企業が候補となるでしょう。

研究科|学費:101~200万

概要

研究科は調理師、製菓衛生師といった国家資格を既に取得している方向けの学科となっています。
その為、あくまで技術の向上を目指した学科であり、専門学校では珍しい資格取得ではなく、スキルの為だけの学科となっています。
その目標から実習中心のカリキュラムとなっていますが、その実習の舞台は学校だけではありません。
ホテルやレストラン、和洋菓子店、病院や老人ホーム、保育園、幼稚園等、自分が希望する研修先で実習を行う事が可能です。
様々な場所で自分の技術を試したり、希望するジャンルのキッチンで体験してみるのはとても大きな経験になるでしょう。
在学期間中調理師免許、製菓衛生師に付随する形での他の資格取得についても積極的なフォローがありますので、キャリアアップや、進路をより多彩にしたい場合には、研究科への入学、進学を検討してみるのも近道になるのは間違いありません。

学費詳細・費用

研究科 総額128万円
入学金:11万円
在学期間学費:114万円
諸経費:3万円

取得可能な資格一覧

研究科は資格の取得を目指した学科ではなく、あくまで実習中心であり、技術の向上を目指した学科となっています。
その為、研究科だからこそ取得出来る、という国家資格があるわけではありません。
ただ、既に調理師免許を取得されている方がスキルアップやキャリアアップの為に通学されている場合、製菓衛生師通信教育科と同時入学する事で製菓衛生師国家試験受験資格が取得可能になります。
キャリアアップのつもりだ、というのであればついでというのには重みのある国家資格も取得してしまうと良いかもしれません。

就職・内定先の実績

既に資格を取得している方向けの学科であり、それぞれの資格取得状況を踏まえた内定先が出ています。
調理師免許取得者であれば高度調理科、調理科に準ずる内定先が、製菓衛生師であれば高度製菓衛生師科、製菓衛生師科に準じた内定先となります。
さらに社会福祉法人岩手福寿会、社会福祉法人共生会、社会福祉法人悠和会、みちのく愛隣協会東八幡平病院といった福祉、介護施設、病院等の集団調理に必要な資格取得も可能になる事から就職の幅はさらに広がっていきます。
就職においてより多彩な選択肢が得られるのが研究科のメリットと言えるでしょう。

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