東京医療専門学校の評判は?【入試・就職情報】

masman

by 管理人

更新日:2020-08-25

公開日:2020-01-30

         

東京医療専門学校は東京都にある看護・医療系の専門学校です。
東京医療専門学校は学校法人に認可されています。

東京医療専門学校の基本情報

グループ ジャンル 所在地 学校法人
看護・医療系 四谷本部校舎:東京都新宿区四谷三栄町16-12/代々木校舎:東京都渋谷区代々木1-55 認可

姉妹校の情報

グループ校に、呉竹学園、呉竹医療専門学校大宮校、呉竹鍼灸柔整専門学校横浜校があります。

東京医療専門学校の
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入試・オープンキャンパス

最寄り駅

四谷本部校舎:JR四ツ谷駅/東京メトロ丸ノ内線四谷駅 代々木校舎:JR代々木駅/都営大江戸線代々木駅

東京医療専門学校の入試情報

AO入試:適性検査、面接(オープンキャンパスや学校説明会等への参加必須)
社会人入試:小論文(600字以上800字以内)、面接
推薦入試:小論文(600字以上800字以内)、面接
一般入試:小論文(600字以上800字以内)、面接
随時入試:小論文(600字以上800字以内)、面接
鍼灸マッサージ教員養成科入試:学科試験(はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧課程に共通する専門基礎分野及び専門分野から記述形式で出題)、面接

東京医療専門学校のオープンキャンパス情報

東京医療専門学校では、土日祝日を中心にオープンキャンパスが開催されています。
鍼灸マッサージ科、鍼灸科、柔道整復科では、学校及び学科の説明や施設見学、模擬実技や模擬授業の体験、教員や在校生とのフリートーク、個別相談が行われます。
オープンキャンパスで体験できる模擬授業は、鍼灸マッサージ科と鍼灸科は「夏バテに効く東洋医学」や「温度で違う!お灸の力」、柔道整復科は「包帯をまいて手先を鍛える」や「女性柔整教員と一緒に足の健康を考えよう!」などが開催日ごとに用意されており、気になるテーマがあれば何度でも参加することができます。
在校生や卒業生との懇談も用意されており、学生生活やアルバイトについてなどの入学後のリアルな情報を聞くことも可能です。
鍼灸マッサージ教員養成科では、学校及び学科説明や施設見学、個別相談などを行うことができます。
また、オープンキャンパスの日程と都合が合わない人のために、個別学校見学も開催されており、各学科ごとに開催曜日や時間は異なるものの、内容としては共通で、カリキュラム説明、授業見学、施設見学、個別相談を行うことができます。
それとは別に土曜日には午前と午後に土曜入試相談会も用意されており、「AO入試と推薦入試の違い」や「入試対策のアドバイス」、そして「試験当日の服装」など入試関連や学費、学校生活などについて詳細な説明や個別相談を行うことができます。
更に遠方から来る参加者は、1日税別4,800円で朝夕食付きの指定学生寮での体験入寮をすることも可能です。
AO入試ではオープンキャンパスなどへの参加が必須になっているので、AO入試を検討している人は留意しておきましょう。

コース詳細

各コースで概要、学費、取得できる資格、就職先をまとめました。

鍼灸マッサージ科|学費:501~600万

概要

鍼灸マッサージ科では、3年間であん摩マッサージ指圧・灸・鍼の3つの国家資格を取得した治療家を育成します。
1年次は、あん摩マッサージ指圧・灸・鍼について東洋医学と現代医学のそれぞれの面から基礎を学びつつコミュニケーション能力を高めます。
科学の基礎や言語とコミュニケーションなどの基礎分野、構造機能学や保健医療福祉学などの専門基礎分野、東洋医学概論やあマ指実技などの専門分野、学校の附属施術所での見学実習、大学病院など学外の協力施設で行う臨地見学実習など1044時間のカリキュラムが組まれています。
2年次は、具体的な症状に対しての対処法を学びつつ、医療人の自覚を促します。
生命倫理などの基礎分野、病理学などの専門基礎分野、東洋医学臨床論などの専門分野、附属施術所で行う臨床実習、介護施設などの学外協力施設で行う臨地見学実習などを960時間で行います。
3年次は、附属施術所や学外協力施設での臨床実習で臨床力や応用力を身につけて、国家試験対策のための勉強に専念します。
リハビリテーションを含む臨床医学各論などの専門基礎分野、社会あはき学などの専門分野、そして附属施術所での臨床実習、学外協力施設で行う臨地実習に906時間が用意されています。
これらの授業とは別に、東京医療専門学校では教員の専門性を活かした専門講座の開講や、幅広い専門分野の講師によるセミナー形式の講習会などを開催しており、生徒たちのスキルを高める様々な機会を提供しています。

学費詳細・費用

鍼灸マッサージ科 総額528万円
入学金:30万円
授業料:146万円
施設費:13万円
実習費:7万円※その他に諸経費がかかります。

取得可能な資格一覧

卒業と同時に専門士の資格を得ることができるほか、国家資格であるあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の資格取得を目指すことができます。
学校では、基礎力を固めるための体系的な教育プログラムを導入しているほか、国家試験対策用の参考書として定評のある呉竹学園オリジナル教材「ダイジェストスタディ」の活用や、生徒1人1人の習熟度や弱点を把握し補強するための小テストや定期テスト、模擬試験の実施、国家試験直前の対策指導などを徹底的に行っており、2018年度の国家試験合格率は3つとも100%を達成しています。
また、鍼灸マッサージ科の後に柔道整復科(夜間特修コース)へ進学することでダブルライセンスの取得も推奨しています。

就職・内定先の実績

具体的な内定先は公表されていませんが、株式会社ケッズトレーナー代表取締役や美容鍼灸サロンAria代表者が卒業生として紹介されています。
全体としては、鍼灸接骨院や接骨院、鍼灸マッサージ院及びマッサージ院に就職を決めた人が半数以上を占めており、各施設で経験を積んだ後に独立開業する生徒も少なくありません。
呉竹学園の人脈や卒業生のネットワークを活用することで、学校には全国各地から800件を超える求人が届いており、求人倍率も6.5倍という高い数字を維持しています。

鍼灸科|学費:401~500万

概要

鍼灸科では、3年間で鍼灸治療のスペシャリストを育成します。
1年次は、コミュニケーション能力を高めつつ、鍼灸師の基礎知識とスキルを学びます。
環境学などの基礎分野、保険医療福祉学などの専門基礎分野、東洋医学概論などの専門分野、こども支援センターなどの臨地見学実習、学校附属の施術所で行う見学実習などを900時間で学びます。
2年次は、治療法を自分自身で考えて実行することを目的に学習し、見学実習を通して医療人であることの自覚を養います。
こころの科学などの基礎分野、臨床医学などの専門基礎分野、はりきゅう実技などの専門分野、医療面接から選穴までの臨床実習、スポーツ帯同など学外協力施設で行う臨地見学実習などを888時間で学びます。
3年次は、チーム医療に加え1人で鍼灸治療を行うことができるだけの能力や専門的な治療法を体得すると共に、国家試験に向けての勉強に集中します。
構造機能学などの専門基礎分野、社会はき学などの専門分野、学外協力施設で行う臨地実習、学校附属の施術所で行う臨床実習などを906時間で学びます。
また、様々な分野の専門講師を招いて開催されるモチベーションUPセミナーや各教員の臨床経験や専門性を学ぶことができるゼミナールも、学科カリキュラムとは別に用意されています。

学費詳細・費用

鍼灸科 総額420万円
入学金:30万円
授業料:110万円
施設費:13万円
実習費:7万円※その他に諸経費がかかります。

取得可能な資格一覧

卒業と同時に専門士の資格を得られるほか、国家資格である「はり師」と「きゅう師」の資格取得を目指すことができます。
学校では、国家資格取得のために国家試験に特化した対策やサポート、そして専門の教育カリキュラムを導入しており、2018年度の国家試験合格率はどちらの資格も100%を達成しています。
学校では、就職や開業に有利になることや多くの疾患に対応できるため、鍼灸科での資格取得後に柔道整復科の夜間特修コースに進学し柔道整復師とのダブルライセンス取得を推奨しており、専用の経済支援制度も整えています。

就職・内定先の実績

具体的な就職先は公表されていませんが、日本航空JALラグビー部メディカルトレーナーや茅場町いとう医院勤務鍼灸師、そして柔道整復師のダブルライセンスを取得した東中野はりきゅう整骨院スポーツラボ代表者が卒業生として紹介されています。
主に鍼灸院、接骨院及び整骨院、病院などに就職する人が多いほか、近年ではスポーツや介護福祉系、美容系の施設など幅広い分野に活躍の場を広げています。
また、学校内の別の科に進学する人や、学校附属の施術所及び東洋医学臨床研究所で研修生として学ぶことを選ぶ生徒もいます。
学校では呉竹学園求人検索システムを利用して求人情報を確認することができるほか、キャリア支援室と担任による個別指導、学校主体の企業説明会や就職ガイダンスなどを開催しており、充実した就職サポートを行っています。

柔道整復科|学費:301~400万

概要

柔道整復科では、3年間で多数の分野で活躍できる柔道整復師を育成します。
1年次は、外傷や人体構造を理解すると共に患者対応や職業倫理、運動機能評価法などを学びます。
科学の基礎などの基礎分野、柔道の成り立ちと職業倫理などの専門基礎分野、患者対応基礎演習などの専門分野、学校附属の施術所で行う患者急変時対応などのケースカンファレンス、接骨院などで行う臨地見学実習などに940時間が用意されています。
2年次は、臨床医学や柔道整復術の実践法などを身につけつつ、1年次で学んだ内容の理解を深めます。
人間と生活などの基礎分野、運動器診断治療学などの専門基礎分野、柔道整復治療法応用などの専門分野、学校附属の施術所で行う療養費支給申請書作成などのケースカンファレンス、整形外科などで行う臨地見学実習などに970時間が用意されています。
3年次は、治療の実践や立案、損傷の判断を体得し、2年間の総まとめを行い国家試験対策に専念します。
柔道整復論臨床などの専門分野、学校附属の施術所で行う症例検討などのケースカンファレンス、整骨院などで行う症例把握や治療経過観察などの臨地実習などに840時間が用意されています。
柔道整復科では担任制を導入しており、補習や個別指導など1人1人をフォローすることができる体制が整っています。

学費詳細・費用

柔道整復科 総額396万円
入学金:30万円
授業料:110万円
施設費:5万円
実習費:7万円※その他に諸経費がかかります。

取得可能な資格一覧

卒業と同時に専門士の資格を得るほか、国家資格である柔道整復師の資格取得を目指すことができます。
学校では、国家試験合格のためのカリキュラムやサポートに注力しており、2018年度の合格率は97.7%を達成しています。
また、治療家としての知識や技術の向上、多くの患者に対応できること、そして就職や開業時に有利になることなどから、柔道整復科の後に鍼灸科(夜間特修コース)への進学も推奨しており、最大で230万円を減免するなど経済的支援制度も整えています。

就職・内定先の実績

具体的な就職先は公表されていませんが、鍼灸マッサージ科と鍼灸マッサージ教員養成科そして柔道整復科の3学科を卒業した、あじさい鍼灸マッサージ治療院の院長や、鍼灸科と柔道整復科を卒業した東中野はりきゅう整骨院SPORTS LAB代表者が卒業生として紹介されています。
他の学科に進学したり大学などの教育研究機関に勤務する生徒や、時代のニーズに応じた介護福祉施設及び在宅医療、病院又はクリニック、女性疾患や不妊治療を含む美容や健康関連施設、実業団やプロスポーツ選手を支えるスポーツトレーナー、そして鍼灸院や整骨院などの治療院で経験を積み独立開業する生徒など、生徒自身に合った道に進むことができるように、学校では1人1人の個性に合わせた幅広い支援を行っています。

鍼灸マッサージ教員養成科|学費:301~400万

概要

鍼灸マッサージ教員養成科では有資格者を対象に、2年間で独立開業・臨床勤務・教員を目指し即戦力を身につけた治療家を育成します。
臨床経験を重視しているため、1年次の2学期から1年間継続で臨床実習が行われ、「経絡治療(古典)」「現代鍼灸(現代)」「中医臨床(中医)」の3つの治療法を習得します。
また、25ベッドが設置された学校併設の附属施術所では、ベテラン講師の指導のもとマンツーマンで患者治療を行います。
施術所には1日40人以上の患者が来院するため、多様な症例に対して経験を積むことができるほか、受付やカルテ管理、備品管理、リスク管理などの運営も行うため接遇や治療以外の実務についても学ぶことができます。
鍼灸マッサージ教員養成科を担当する講師陣は、幅広い分野で活躍している約40人で構成されており、美容や不妊、介護、スポーツ、リンパドレナージなど各講師の経験に基づく授業が行われるため、多彩なアプローチを学ぶことができ、治療の幅を広げることができるほか、治療以外の法規や研究手法などを学ぶ機会も提供されています。

学費詳細・費用

鍼灸マッサージ教員養成科 総額304万円
入学金:30万円
授業料:130万円
施設費:5万円
実習費:2万円※その他に諸経費がかかります。

取得可能な資格一覧

卒業と同時に専門士の資格を得られますが、初めから、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ師のいずれかの有資格者のための学科なので特に取得を目指す資格はありません。

就職・内定先の実績

具体的な就職先は公開されていませんが、選択の幅は広く、鍼灸院や鍼灸マッサージ院などの治療院、病院やクリニックなどの医療機関、独立開業、専門学校などの専任教員や講師として活躍しています。
1983年に創設されてから、2019年3月時点での卒業生897名が選んだ多彩な進路の中で、特に臨床勤務系は40%、独立開業は22%の生徒が選択しています。
また、全国各地の養成校で講師を務めたり、自分自身が勤務や開業をしながら後進の教育のために教壇に上る生徒もいます。

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